テクノロジーの発達によってもはや風前の灯火ともいえるUMA界。
しかし、タキタロウだけはちょっと別格の存在だ。
デイリーポータルZの記事を読んだ後、調べてみてわかったのだけど、これまでに体長1メートルから2メートル弱の巨大魚が何度も目撃されているだけでなく、1983年から3年間、NHKも含む大掛かりな調査が行われ、1985年、実際に体長約70cmの魚が捕獲されて、鑑定を依頼された専門家の意見が割れたそうだ。要するに、なんだかよくわからない、でっかい魚、ということである。
UMA好きとしては、「専門家の意見が割れる」という言葉にモエるわけで、しかも、2014年の調査で魚影まで確認されているとなると、これはもう行くしかない! タキタロウを拝みたい! と思い続けてはや2年。
ようやく仕事やプライベートの調整がつき、今年8月、バックパックに新品の釣り竿を詰め込んで、大鳥池に向かった。
川内イオ