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第三回春夏北海道の四季フォトコンテスト結果発表
テーマ
1.「私が写すハイウェイ」部門
“北海道の高速道路及び休憩施設を写した 四季を感じる写真"(高速道路や休憩施設から見える風景も対象とします)
2.「つながる幸せ」部門
“北海道をドライブ旅行したときの思い出が詰まった、「絆(つながる)」を感じる人物の入った写真"
(北海道であれば、「ハイウェイ」でも「ハイウェイ以外」でも対象とします)
※個人が完全に特定できる写真については、本人の承諾を得た上でご応募ください。
3.「私が写す北海道」部門
“北海道の四季を感じる写真"
募集期間
平成23年4月29日(金)~平成23年9月15日(木)
全国各地の145名の方から、応募総数454点もの多くのご応募をいただきました。
ご応募いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。
厳正な審査の結果、下記のとおり、16点の入賞作品を決定しました。
入賞者のみなさま、おめでとうございます。
講評
【審査員】北海道教育大学 美術コース 准教授 伊藤 隆介
北海道の季節の魅力を、個人のファインダーから発信してもらう「2011北海道の四季コンテスト」の春夏の部には、今回も全国から454点もの応募がありました。雪融けから、いっせいに花が咲き誇る春、新緑の美しい夏まで、北海道の多くの魅力が寄せられました。今回の応募の特徴は、応募者・応募作数共に女性の参加が前回のおよそ倍近くに伸びていることです。その結果、作品の視点に優しさや繊細な詩情が顕著に加わり、今まで以上に難しい、しかし楽しく充実した審査となりました。
高速道路やその施設で四季感を切りとる「私が写すハイウェイ」部門は、いわば「規定演技」部門と言えるでしょう。それだけに撮影者の観察眼や工夫が最もものを言う部門です。ハイウェイという人工物と、四季を感じさせる自然の対比の上手い作品が目を引きました。受賞作「菜の花ハイウェイ」(宮本典佳さん)はその代表です。被写界深度(ピントの合う距離)を極端に狭く取って実景をミニチュアのように見せる人気のテクニックですが、おもちゃの様に見える自動車と花畑のマッチングが可愛らしく、また意外性があって成功しています。また、「四季フォト」賞を受賞された「SAで休む」(高田悦也さん)では、手前に見える新緑と画面の奥に連なる山々に残る雪という色彩の対比が、北海道の広さを感じさせる作品でした。
新設の「つながる幸せ」部門は、「絆(つながる)」をテーマに旅の思い出を拝見する部門です。今までのこのコンテストでは人物写真はやや少なめだったのですが、新部門には子供たちやペット、結婚式の笑顔など100点以上もの「笑顔」が寄せらました。甲乙つけ難い「つながり」「幸せ」の中で、目を引いたのは撮影者のユーモア感覚が伝わる作品たちでした。個人の「幸せの記録」を、鑑賞者と共有できるものにする工夫が鍵になったと言えます。もう一点、重要なのがコンテスト名にもある「四季」感です。移りゆく四季の美しさを、笑顔にどう盛り込めるかも受賞の分かれ目になりました。
今回も「私が写す北海道」部門、および部門共通の「四季フォト」賞は激戦になりました。前回を上回る298点の、あらゆる意味でレベルアップした作品群による激戦になりました。富良野、美瑛など道内にはフォトジェニックな名所は尽きませんが、そういった観光地にただ「撮らされる」のではなく、そこに自分なりの視点、言い換えればもう「ひと味」を加えた魅力ある作品が多く見られました。中でも北海道の自然の大気感を拾い上げる作品や、手前と奥の被写体のスケール感の対比によるダイナミックな空間感、つまり北海道の広さを巧みに表現した作品が目立ちました。また、受賞作「ウェービング」(平岡敦生さん)のように、自然や人々の営みが創る造形を「写真美」まで昇華しようという意欲作も増えてきたことを付け加えておきます。
ますます応募点数が増え、質は高く、そして多様な作品が寄せられる本コンテストです。次回も、季節を捉える自分だけの「視点」「感性」を期待しています。
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