高速道路の白線って何メートル間隔なの?(ドライブまめ知識)

車線境界線のイメージ画像

高速道路に引いてある、いわゆる「白線」の正式名称をご存じですか?
これは「区画線」といい、中でも、片側2車線以上の車線がある道路の走行車線と追い越し車線の間に引いてある線のことを「車線境界線」とよびます。

車線境界線は、8mの白線と12mの空白区間の計20mで構成されています。白線と空白区間が5セットで100mなので、白線を目安にすることで前の車との車間距離を測ることが出来ますね。ちなみに、高速道路の区画線の中には、塗料にガラスビーズを混ぜ込んだものがあります。これは、照明やヘッドライトの反射をより拡散させるため、夜間や雨天時に特に有効です。また、白線上に突起が設置されている区画線もあり、タイヤがこの白線に乗ると振動や音を発することで、居眠り運転等の車両へ車線逸脱に対する注意を促します。

車間距離を測る大事なツール

車線境界線のほかに適正な車間距離を測る手助けとなるツールとして、車間距離確認表示板が設置されています。表示板の間隔は、制限速度が時速80kmのところでは40m毎、時速100kmのところでは50m毎で、原則各IC間に1カ所ずつ設置されています。

車間距離確認表示板のイメージ画像

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