【E16】横浜横須賀道路 横須賀PA(下り線)水道配管の誤接続による中水を使用した飲食の提供について<第2報>
2024年12月12日
令和6年11月30日付でお知らせした「横須賀PA(下り線)水道配管の誤接続による中水※を使用した飲食の提供」につきましては、多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
お知らせしておりました水質検査結果が出ましたので、ご報告いたします。
水道配管の誤接続により使用した中水の水質検査の結果につきましては、食品衛生法に基づく営業許可の際に求められる26項目に補充的に3項目加えた全29項目のうち、健康に関する項目で基準値を上回ったものは、「大腸菌群」「シアン(シアンイオン及び塩化シアン)」「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」の3項目でした。
これを受けて、専門機関の意見を踏まえた当社の見解は、下表のとおりです。
- 中水:商業施設やトイレで発生した排水を高度処理(フィルターによるろ過・二重の塩素消毒)した再生水
【健康に関する項目】
検査項目 | 単位 | 基準値 | 検査値 | 見解 |
---|---|---|---|---|
大腸菌群 | (50ml中) | 検出されないこと | 検出(陽性) | 大腸菌群は、糞便に無関係な植物、土壌、水などに存在している菌も含まれています。糞便汚染の指標となる大腸菌は検出されていないため、健康に影響する可能性は極めて低いと考えられます。 |
大腸菌(クリプトスポリジウム指標菌) | (100ml中) | 検出されないこと | 不検出(陰性) | |
シアン(シアンイオン及び塩化シアン) | ㎎/l | 0.01 | 0.017 | 飲食に使用した水量を考慮すると、期間中の一人あたりの摂取量に鑑み、健康に影響する可能性は極めて低いと考えられます。 |
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 | ㎎/l | 10 | 32.6 | 亜硝酸態窒素は定量下限値未満となっており、大部分は硝酸性窒素となっています。 硝酸性窒素は野菜等にも含まれ、過剰に摂取した場合に健康に影響する場合がありますが、飲食に使用した水量を考慮すると、期間中の一人あたりの摂取量に鑑み、健康に影響する可能性は極めて低いと考えられます。 |
亜硝酸態窒素 | ㎎/l | 0.04 | 0.004未満(定量下限値:0.004) |
「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」の検査値は、検査機関からの訂正を受け、200mg/lから32.6mg/lに修正しております(令和6年12月16日)。なお、健康に影響する可能性が極めて低いとの見解は変わりません。
以上のことから、誤接続が生じていた11月27日(水)から29日(金)の間にご利用されたお客さまの健康に影響する可能性は極めて低いものと考えております。
なお、現時点において健康被害の報告はありません。
【お問い合わせ先】
横須賀PA(下り線)において、11月27日(水)から29日(金)までの間、飲食されたお客さまで、体調に異変を感じた方やご不安をお持ちの方は、下記までご連絡をお願いいたします。
NEXCO東日本お客さまセンター
ナビダイヤル 0570-024-024 または 03-5308-2424
お問合せ受付時間 9:00~17:00
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