稚内へと一路、西海岸を北上するオロロンライン。あまりにも有名なこの道は、日本とは思えないスケールの原野をひた走る北海道ドライブの真骨頂。しかし、その反対側にあたり稚内から東海岸を南下する「エサヌカ線」はご存知だろうか。
西がワイルドなら、東はスマート。比較的端正な牧草地を貫く一本道は、行き交う車もほとんどナシ。商店も電柱もガードレールも何もない、ただ道だけがある開放感。まさに“道の絶景”なのだった。
----空から眺める未知の絶景も。後編は24日に公開予定!----
ライター 志賀章人(しがあきひと)