未知の細道
未知なる人やスポットを訪ね、見て、聞いて、体感する日本再発見の旅コラム。
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[ 第50回特別企画 ]まだ見ぬ絶景をドライブ! 未知の絶景 [ 前 編 ]

文= 志賀章人
写真= 志賀章人
未知の細道 No.50 |10 September 2015
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#04本当は教えたくないラベンダー畑

富良野のラベンダー畑といえば“ファーム富田”。しかし、未知というにはあまりに有名かもしれない。調査を続けたところ、とある人物から聞き出したのが「かなやま湖畔鹿越園地ラベンダー園」。あんまり教えたくないんだけど……と言われただけあって、大きな湖を背景にラベンダーが咲きわたる姿は、まさに未知、まさに絶景。

しかし、おかしい、いや、うれしい。自分のほかに観光客が誰もいない。絶景を独占する喜びは、未知の絶景でしか味わえない。とくにこの場所はキャンプ場や温泉も隣接しているのに奇跡的に知られていない穴場中の穴場。白状すると、ここに書くかどうか、僕も迷ってしまったぐらいだ。誰もがきっと“教えたくない絶景”になるはずだ。


----教えたくない場所ほど、やはり絶景。----

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まだ見ぬ絶景をドライブ!
未知の絶景 [ 前 編 ]

ライター 志賀章人(しがあきひと)

「え?」が「お!」になるのがコピーです。
コピーライターとして、核を書くことで、あなたの言葉にならない想いを言葉にします。
京都→香川→大阪→横浜で育ち、大学時代にバックパッカーとしてユーラシア大陸を横断。その後、「TRAVERINGプロジェクト」を立ち上げ、「手ぶらでインド」「スゴイ!が日常!小笠原」など旅を通して見つけたモノゴトを発信中。次なる旅は、夫婦で世界一周!シェアハウス暦8年の経験から、子育てをシェアする未来の暮らしも模索中。
伝えたいことを、伝えたいひとに、伝えられるようになる。そのために、仕事のコピーと、私事の旅を、今日も言葉にし続ける。
「新聞広告クリエーティブコンテスト」「宣伝会議賞」「販促会議賞」など受賞・ファイナリスト多数。

未知の細道とは

「未知の細道」は、未知なるスポットを訪ねて、見て、聞いて、体感して毎月定期的に紹介する旅のレポートです。
テーマは「名人」「伝説」「祭り」「挑戦者」「穴場」の5つ。
様々なジャンルの名人に密着したり、土地にまつわる伝説を追ったり、知られざる祭りに参加して、その様子をお伝えします。
気になるレポートがございましたら、皆さまの目で、耳で、肌で感じに出かけてみてください。
きっと、わくわくどきどきな世界への入り口が待っていると思います。