「岩手県」の由来は?
こんにちは(^^)/
前沢インフォメーションです。
今回は、「岩手県」の県名はどうして「いわて」なの?
という素朴な疑問についてご紹介します。
歴史上、色々な説がありますが、一般的によく知られているのは
「鬼の手形」と言われています。
伝説によると、盛岡市三ツ割にある「東顕寺(とうけんじ)」には
しめなわが張られた三つの大石があり、この石は岩手山が
噴火した時に飛んできた石といわれ、三ツ石さま」と呼ばれて
人々の信仰を集めていました。
このころ、羅刹(らせつ)という鬼が現れて人間や旅人に
悪さをしたため、困り果てた地元の人々が「三ツ石さま」に
お願いしました。
すると三ツ石の神様が現れ、羅刹を三つの大石に縛り付けました。
びっくりした羅刹は、「もう二度と悪さはしません。二度と
この里にも姿は見せませんからどうかお許し下さい。」と言いました。
三ツ石の神様は、「二度と悪さをしないというしるしをたてるならば
許してあげよう」と言われ、羅刹は三ツ石に手形を残して南昌山のほうへ
逃げて行った、という伝説が残っています。
実際に、盛岡市那須川町の東顕寺の裏側にある「三ツ石神社」には
三つの巨石が祀られています。
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