もちの里
こんにちは!前沢インフォメーションです(^^♪
今年も残すところあとわずか・・・あっという間の一年だった気がします。
来年は良い一年になると良いですね!
一年の始まりにはお餅料理が欠かせませんね。
お正月にはお雑煮を召し上がる方が多いのではないでしょうか。
岩手県一関地域は、伊達藩時代から伝わる「もち料理」の多彩さ日本一を誇ります。
かつて「もち暦」というものがあったそうで、お正月はもちろん、
冠婚葬祭や季節の行事、農作業の節目やハレの日など、
何かというと餅をつくという日が記されていて、その数、年間60日!
今でももちに関する儀礼や言い伝えも多く残され、受け継がれている地域です。
餅はこの地方の人々にとって家族の愛情やつながりを深めるもの、
またお客さまへのおもてなしの心を形にしたものでもあります。
この食文化はユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の
一つに認定されています。
また、農林水産省認定の「職と農の景勝地」にも
全国で初めて選ばれています。
一関地域には伝統もち料理だけでも50種類以上あるといわれています。
あんこ、きなこ、ごま、ずんだ、かぼちゃ、納豆、沼えび、
どじょう、じゅうね(エゴマをすりつぶしたもの)
ふすべ(焼いたどじょうとすりおろしたゴボウを醤油で味付け)など、
伝統もち料理を受け継ぐ一方で新しいもち料理もたくさんあります。
もちフォンデュ、ピザもち、もちロールキャベツ、ピーマンのもち詰め、
もちパフェなど、新しいもち料理も含めると今では
もち料理の種類は300以上といわれています。
最近では「モチサミット」「全国わんこもち大会」「日本一のもちつき大会」など
もちに関するイベントも開催されています。
お正月には皆さまも「もち料理」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?