小さな商店が集まる“小”店街をめぐる旅。
徒歩で周れるはずの小さなエリアなのに、とても1日じゃ周りきれません。地図を見るだけでも気になるお店が多いのに、つい足を踏み入れると、店主より先に僕から話しかけたくなってしまう、そんな人柄のあるお店ばかりなのです。気ままな町歩きを楽しみながらも、気がつけば人をたどって“会いに行く旅”になっていました。
なぜ、善光寺門前エリアで若い職人たちのお店が増えているのか。
それは、空き家を再活用することでコストをおさえて個性100%のお店作りができること。それをサポートしてくれる人がいること。地域の人とつながれるイベントがあること。そして、職人たちどうしもつながり合っていること。これだけの条件が揃っている町は確かに珍しいのかもしれません。
行き道よりも、今後の自分にワクワクできる帰り道。
自分の好きなことを仕事にしたい、自分のお店をはじめたい。そんな夢があなたにもあるならば、この場所で叶えられるのかもしれません。
ライター 志賀章人(しがあきひと)