未知の細道
未知なる人やスポットを訪ね、見て、聞いて、体感する日本再発見の旅コラム。
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災害と共に生きる村の新しいツアー! 人々の生活とインフラを守る防雪施設めぐり

文= 松本美枝子
写真= 松本美枝子
未知の細道 No.231 |13 April 2023
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#3沓掛スノーシェルター

本日ふたつめの見学施設は、長野県433号線にある「沓掛(くつかけ)スノーシェルター」。前述したようにスノーシェルターは吹雪から道路やドライバーを守るものなので、トンネルなどに比べれば軽い構造になってはいるものの、積雪に耐えられる強靭な構造の半円形アーチが採用されている。

スノーシェルターの内部

この地点は急斜面で、このシェルターがなかった頃は、積雪のたびに通行ができなくなっていたという。しかし、2007年(平成19年)に竣工したこのシェルターのおかげで、スムーズな通行ができるようになったのだ。

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未知の細道とは

「未知の細道」は、未知なるスポットを訪ねて、見て、聞いて、体感して毎月定期的に紹介する旅のレポートです。
テーマは「名人」「伝説」「祭り」「挑戦者」「穴場」の5つ。
様々なジャンルの名人に密着したり、土地にまつわる伝説を追ったり、知られざる祭りに参加して、その様子をお伝えします。
気になるレポートがございましたら、皆さまの目で、耳で、肌で感じに出かけてみてください。
きっと、わくわくどきどきな世界への入り口が待っていると思います。