茨城県土浦市
土浦の代名詞といえば「霞ヶ浦」「レンコン」「土浦全国競技花火大会」。
これからはそれに「サイクリング」が加わるかもしれない。
JR土浦駅に直結した、新たなサイクリングの基地「りんりんスクエア土浦」の中にある、サイクルショップ「ル・サイク」の散走ツアーに参加した。
最寄りのICから【E6】常磐道「桜土浦IC」を下車
最寄りのICから【E6】常磐道「桜土浦IC」を下車
茨城県の南に位置する水郷、土浦市。古くは城下町として、そして茨城県南の玄関口として栄えてきた。その土浦の代名詞と言えば、まず、なんといっても湖面の面積が日本で二番目の大きさを誇る湖「霞ヶ浦」。そして水郷ならではの生産高一位を誇る「レンコン」栽培。それから日本三大花火大会として名高く、毎年、約70万人もの見物客が訪れる「土浦全国競技花火大会」も忘れてはいけない。かくいう私も10年以上、毎年10月の第1週目の土曜日には必ず、この豪華絢爛な花火大会を見に出かけている。
しかしである。これからはこの3つに「サイクリングの街」が加わるかもしれない……? らしいのだ。なぜなら今年に入ってから急に、土浦は全国のサイクリストたちから注目されているからだ。3月に「りんりんスクエア土浦」というサイクリングのベースとなる施設ができ、さらに「りんりんロード」という土浦市を含む茨城県14市町村にまたがる全長180キロ、日本最長のサイクリングロードが整備されたことによる。そして噂によれば、週末ともなれば、街の至るところにサイクリングを楽しむサイクリストたちの姿が見えるという。
いったい今、土浦の街はどんなふうになっているのか? そして「りんりんスクエア土浦」と「りんりんロード」とは、いったいどんなところなのだろうか? それを確かめに私は久々の土浦へと急いだ。
松本美枝子