未知の細道
未知なる人やスポットを訪ね、見て、聞いて、体感する日本再発見の旅コラム。
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新潟・糸魚川に眠る野天風呂を目指す 甦りし秘湯を訪ねて

文= Numa
写真= Numa
未知の細道 No.237 |10 July 2023
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#7抜群の美肌効果とリラクゼーション。

ゆったりと洞窟風呂に浸かり、世間話に花を咲かせる根知未来会議のメンバー。

湯花が溶けて赤茶色に染まった湯に身を沈める。お湯を舐めてみるとほんのり塩味がした。温泉分析書によれば、梶山元湯の泉質は「ナトリウム?炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性温泉)」。「炭酸水素塩泉」といえば、肌の不要な角質や毛穴の汚れを取り除く効果があることから美肌効果が高いとされ、「低張性温泉」とは体に対する温泉成分の浸透圧の高低を示すもので、高いほど温泉の成分が体に入りやすいが湯あたりしやすく、低いと水分が体に浸透することから、のぼせにくい。つまりここは「美肌の湯かつ体に優しい」温泉であることを意味している。洞窟風呂は38℃程度に保たれ、長風呂するのにもってこい。湯あたりを気にすることもなく、いつまでも浸かっていられるというわけだ。

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未知の細道とは

「未知の細道」は、未知なるスポットを訪ねて、見て、聞いて、体感して毎月定期的に紹介する旅のレポートです。
テーマは「名人」「伝説」「祭り」「挑戦者」「穴場」の5つ。
様々なジャンルの名人に密着したり、土地にまつわる伝説を追ったり、知られざる祭りに参加して、その様子をお伝えします。
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