出発の前に、公園のすぐ下にある神峰神社で登山の安全祈願をして出発だ。ここにも美しい桜があった。田上さんが「本来、神峰神社は神峰山の山頂にあるのだけれど、登れない人のために、ここにも代わりの神社があるんです」と教えてくれた。
かみね公園を通って、ハイキングコースの入り口へ向かう。公園もすでに日立アルプスの一部のようなもので、なかなかきつい斜面が続く。そしてどこもかしこも桜が咲き誇り、平日ながら公園内のかみね遊園地やかみね動物園には桜を楽しんで散歩する人たちがいて、華やいでいた。
公園の中にも、カンブリア紀の露頭(地層や岩体が地表に露出している部分)があり、それらを観察しながら、本日1番目の山、鞍掛山の入り口を目指して歩いた。