にんにくみそとしょうゆ麹を使用した特製のタレ

名古屋コーチンのジューシーなもも肉とさっぱりとしたむね肉を絶妙な割合で混合させることで、鶏そぼろにだしがしみ込み、地産の赤卵の味も引き立つ「ふわとろ感」にこだわりました。

メイン食材の豚肉は、一枚一枚たたいて、オリジナルの醤油ベースのタレに漬け込み、丁寧に下ごしらえしています。「和」と「中華」の調和を出すため、漆塗りの器を用意しました。丼ですので豪快に食べてください。

脂身の多いバラ肉を使用していますが、しつこくなり過ぎないよう余分な脂が落ちるまで圧力鍋でじっくり煮込み、箸で切れるほどの柔らかな食感に仕上げています。

こだわりの食材を紹介します。「香り豚」…県内で唯一SPF（Specific Pathogen Free）農場に指定されている松村牧場で、トウモロコシを飼料に育てられた安全性の高い豚肉です。「長ネギ」…深谷ネギを中心に埼玉県産の長ネギを使用しています。「もやし」…北海道が開発した小粒大豆のユキシヅカを、深谷市の有名な飯塚商店が育てたもやしです。「春雨」…地元川越の特産品さつま芋に因んで、さつまいも澱粉を使用した春雨を使用しています。「葉酸卵」…葉酸は一般の卵にも含まれますが、厚生労働省が妊婦の方に摂取を奨励する栄養素で疾病リスク低減にも注目されています。葉酸卵はその栄養素を強化した卵です。「彩のかがやき」…埼玉県の代表銘柄米で、粘りが強く、さっぱりとした味がどんぶりにピッタリです。キムチの味をベースとしながらも60歳過ぎの両親にも美味しく食べてもらえるように、辛さは程々に抑えて、老若男女、季節を問わない味に仕上げました。キムチは自家調製でつけ込み、どんぶりならではの歯応えを残してあります。また、県内銘柄豚の香り豚はどんぶりの具ということを意識して、角煮風に香ばしく仕上げました。

「のらぼう菜」に「古代豚」の脂がからまり相性抜群です。マヨネーズと明太子をトッピングして色々な風味をお楽しみください。

量よりも質にこだわり、試行錯誤した結果、ベーコンは素材を生かし軽く炙ったのみで余計な味付けはしてません。挽肉は肉の旨みが感じられるよう粗挽きに。

気軽に注文してもらえるようなメニュー作りを目指しました。牛肉は特製の味噌だれにからめて香ばしく焼き上げ、ナムルは深谷葱を使用した自家製です。付け合せの野菜で手巻風にするもよし、混ぜ込んで食すもよしとどちらでも楽しんで食べていただけるようなメニューとなっております。

久喜市で毎年７月に行われる提灯祭りで賑わう夜をイメージしました。南瓜を三日月に見立て、夏の夜に浮かぶ提灯の灯りを表現することで、少しでも久喜市の紹介になればと思い開発を進めました。ふたつに割ったトマトは提灯、それを取り囲む人々の姿をジャガイモと厚焼き玉子で表現しました。山車をぶつけ合う荒々しい男性的な祭りなので、あえて肉はカットせずにかぶりついて召し上がってください。