高速道路がつなぐクルマの旅を、もっと楽しく快適に

NEXCO東日本

第3回どんぶり王座決定戦

特別シード友部SA(上り線)エントリーメニュー開発秘話

NEXCO東日本 どんぶり王座決定戦!2連覇中の友部SA(上り線)3回目の大会に込めた想い…

開発者インタービュー3回目のコンテストに対する想い

どんぶり王座決定戦!2連覇、そしてその2作品で10万食に迫るお客さまの支持をいただき、今回もかなりのプレッシャーでした。しかし原点に帰り、本当においしいものを楽しんでいただこうと考えた結果、“最上”で“希少”なメニューを考案しました。

今回の出品メニューはこちら


絶品丼を生み出すこだわり

こだわりその1 常陸牛のローストビーフ

「常陸牛」は茨城県が誇るブランド牛です。指定生産者が育て、日本食肉格付協会の枝肉取引規格が歩留A等級又はB等級かつ、肉質等級が5等級と4等級のもので、茨城県常陸牛振興協会が認定した優秀なものだけが、「常陸牛」と呼ばれます。全国でもトップクラスの肉質は、きめ細やかで柔らかく、豊かな風味が感じられます。
煮ても焼いてもどんな料理にもよくあいます。

~調理のこだわり~
常陸牛本来の旨味、柔らかさを引き出すべくオリジナルスパイスで24時間じっくり漬け込み、"低温調理法"で長時間ローストしました。付け合せのわさびクリームは、茨城県北部・大子町の戸部さんが作られた"希少"な茨城県産本わさびです。
茨城野菜のソース、奥久慈卵と共にまるごと茨城の旨味を味わっていただきます。
日々「常陸牛」のPR活動に勤しむ
茨城県常陸牛振興協会
事務局長 谷口勇さんと

豊かな大地と きれいな水で 健康に育てられます。

茨城町にある、工場直売の精肉店。ショーケースには「常陸牛」のさまざまな部位がズラリ!焼くだけの“手造りハンバーグ”などの加工品もご用意してます。

こだわりその2 「森寅」の干物

茨城県大洗町の名店・森寅の干物を使用。素材の魚はそれぞれの旬の時期に仕入れるというこだわりで、いつ食べても変わらぬ美味しさが堪能できる。「アロエ丼」用の干物は、食べやすいように大きな骨を取り除いてから干した特注品。

~調理のこだわり~
身の厚い干物は、アカウオ・サワラ・サバの厳選された3類。
高温で短時間で焼きあげることで、身はふっくら。オリーブ、ケッパー、焼きトマト、レモンなどとあわせてイタリアンテイストに。
干物丼には、茨城県古河市の大橋醤油店の天然醤油を使ったソースでどうぞ。同じく古河市で作られたハーブオリーブオイルをかけるとさらにイタリアンテイストに。
〆には古河市で作られたハーブオリーブオイルと茨城完熟トマトのスープリゾット風で。
有限会社森寅
代表取締役 小松崎健さんと

130年以上続く老舗の森寅。手造りの自慢の干物が並ぶ明るい店内。

魚の“開き”から“干し”まですべての加工は店舗隣の自社工場で行っています。

こだわりその3 特注!「笠間焼」の器

“織部”(おりべ)の深みのある美しい暗緑色の器は、メニューの名前にちなんで、アロエの葉をイメージしたものです。笠間市の窯元「向山窯」の陶芸家が試作を重ねて作り上げた、ひとつひとつ手作りの作品です。

~調理のこだわり~
この深みのある美しい緑色と絶妙な形は、料理長のこだわりが形となった向山窯さん渾身の作品です。
「茨城完熟トマトのスープ」が入ったオレンジの器は、スープとは調和し、暗緑色のアロエの器とはいい具合に相反する“秘めたオレンジ”。増渕社長曰く、「波長の美」を楽しんでほしいとのこと。料理を引き立て、食べる人の気分もちょっと高揚する、すてきな器です。
株式会社向山窯
代表取締役/笠間焼伝統工芸士
増渕浩二さんと

緻密な作業を何工程も重ねつくられる。

国の伝統的工芸品にも指定されている「笠間焼」