北海道網走市
友人、知人の絶賛が止まらない北方民族博物館。訪ねてみたら、感嘆、驚嘆、親近感で満たされた。
最寄りのICから【E39】旭川紋別自動車道「遠軽IC」を下車
最寄りのICから【E39】旭川紋別自動車道「遠軽IC」を下車
「あそこは本当に素晴らしい」と友人、知人が口を揃えて絶賛する場所がある。北海道の網走市にある、北海道立北方民族博物館だ。
僕は日本を代表する北方民族、アイヌが登場するマンガ『ゴールデンカムイ』のファンだし、動物好きということもあって、以前からトナカイと共生するシベリアの遊牧民ネネツやモンゴルの遊牧民ツァータン(ドゥハ)の取材に行ってみたいと思っていた。冒険家、作家の角幡唯介さんの著書で知ったグリーンランド最北の村シオラパルクのイヌイットの犬ぞり猟にも興味津々だ。
だから、話を聞くたび一度は行ってみたいと思っていた僕は、初めての北方民族博物館で「すごい!」「めっちゃおもしろい!」を連発していた。今回博物館を案内してくれたのは、学芸員の野口泰弥さん。現地で感じた興奮を味わってほしいから、そのツアーの一部を紹介しよう。