未知の細道
未知なる人やスポットを訪ね、見て、聞いて、体感する日本再発見の旅コラム。
189

東京都檜原村

東京都の西の端、その9割を森林が占める檜原村。きれいな空気と水とたくさんの恵みであふれた森に、とびきりおいしいきのこを探しに出かけてみた。

文= 松本典子
写真= 松本典子
未知の細道 No.189 |12 July 2021
  • 名人
  • 伝説
  • 挑戦者
  • 穴場
東京都檜原村

最寄りのICから【E20】中央自動車道「相模湖IC」を下車

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#1「きのこ狩りに行かない?」

(写真提供/北原のりこ)

新宿から中央線に乗って西へ。もう、それだけでちょっとした小旅行なのである。東京在住も軽く20年超え。しかし、中央線に乗るといつも、透けるように薄いアウェイ感に包まれる(たとえ中野で降りるとしても、だ)。ましてや立川、さらに乗り換えての終点、武蔵五日市駅へ。初めて降り立ったのは、2018年秋のことだった。

「泊まりがけできのこ狩りに行くんだけれど、一緒にどう? 夜は、採ったきのこを食べるんだよ」と誘ってくれたのは、智美ちゃんだ。徒歩圏内に暮らすのをいいことに、思いついては楽しいひとときをご一緒させてもらっているご近所の友である。きのこ狩りリピーターである彼女に「楽しいよ、おいしいよ」と誘われて、断る理由はない。すでに、できたてのきのこ料理からふんわり湯気が立ちのぼっている光景が頭に浮かんでいる。あくまでもぼんやりとだが(だって、そのディテールは未知の世界)、それで十分じゃないか。「行く行く! 連れてって」である。

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未知の細道とは

「未知の細道」は、未知なるスポットを訪ねて、見て、聞いて、体感して毎月定期的に紹介する旅のレポートです。
テーマは「名人」「伝説」「祭り」「挑戦者」「穴場」の5つ。
様々なジャンルの名人に密着したり、土地にまつわる伝説を追ったり、知られざる祭りに参加して、その様子をお伝えします。
気になるレポートがございましたら、皆さまの目で、耳で、肌で感じに出かけてみてください。
きっと、わくわくどきどきな世界への入り口が待っていると思います。