1日をトランジションタウンで過ごしてみて、いい意味で想像を裏切られた。もっときっちりしたルールやストイックな目標を掲げているのだと思っていたから、私とは遠い世界を覗き見するつもりで参加したのが正直なところだったのだ。でも、実践している人たちはみな楽しそうで、肩肘張っていなくて、私と同じ世界で生きている人なのだと感じた。
「もし地元の仲間3人と、月に1回持ち寄りのごはん会をしながらこれからのことをおしゃべりする場をつくったら、それでトランジション・タウンになるんですか?」と恐る恐る質問してみたら、「もちろん」と小山さんは笑顔で答えてくれた。
そうか、自分も社会を変えていく一員なんだ。今日見てきた光景や話を思い出しながら、腑に落ちていく感情だった。なんとなく気恥ずかしかった「環境負荷の少ない選択」や「未来へのアクション」に目を背けずに、自分なりのやり方で向き合っていこう。
これまで考えたこともなかったけれど、小さい単位でもいいからトランジション・タウンをつくるべく行動を起こせるんだ、と思ったらなんだかワクワクしてきた。
未知の細道の旅に出かけよう!
等身大の「持続可能性」に出会う 山あいのトランジション・タウン体験ツアー
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