そう、レストラン「ランディワ」は、20年経った今も続いている。とても辛くて美味しいスリランカカレーが評判だ。亀仙人街の一角にはランディワのオーナーが営む雑貨店もある。香辛料やスリランカ料理に欠かせない野菜や魚などが置いてあり、全国から取引があるほか、ちょっとした日用品、辞書、そしてクリケットのバットなどまで置いてある!
亀仙人街にはもう一軒の雑貨屋がある。「リムエルストア&3KINGSレストラン」を営むフィリピン人のリムエルさんの店だ。ここも小笠原さんの顔馴染みの場所だ。
「ちょっといい〜?」と小笠原さんが声をかけると、リムエルさんが「いいよいいよ、写真撮っていって!」と招き入れてくれた。
ここもフィリピン人たちの必需品である食材や日用品がずらり。私たちも珍しい食べ物や雑貨など、楽しく買い物できそうだ。
「土日にはもっといろいろな食べ物がならぶよ!」とリムエルさん。
そして「食べてみて!」と、BBQ串とバナナのお菓子をいただいた。
他にも日本人が営む居酒屋やネイルショップや、カラオケ、マッサージ店、タイ料理店、などさまざまな店が入居。多国籍でもあるけれど、そもそも、この亀仙人街そのものが「無国籍」というイメージなのだ。