初代渋滞予報士
渋滞予報士の期間 : H19.7~H20.6
H17.7に交通技術課に配属され勉強
第1回 サーパとドラみち、渋滞予報士と語る
第2回 サーパとドラみち、渋滞の原因を教えてもらう
第3回 サーパとドラみち、渋滞の緩和策を知る
第4回 サーパとドラみち、年末年始の渋滞予報を訊く
渋滞ってほんとヤだよねー。
疲れちゃうよね。。。
どこが渋滞するかわかれば違う道えらぶのになぁ。
サーパの頭のアンテナでびびっと調べてよ。
これはSAPAの情報をキャッチするアンテナだから、渋滞情報はわかんないんだよ。
役立たずだね。
なにー!!
渋滞は予測することができるんだよ。
だれだれ??
初代渋滞予報士の前島です。
じゅうたいよほうし??
気象予報士って知ってるよね。僕たち渋滞予報士は天気じゃなくって、
様々なデータをもとに「渋滞」を予測して、
高速道路を利用する人たちに情報提供するんだよ。
渋滞のメカニズムなんて聞くと、ちょっと難しそうだなぁって感じちゃうけど、
そんな難しそうな話を社員のキャラクターを通して、できるだけ易しく伝えたい、
そしてできるだけたくさんの人に渋滞について関心をもっていただきたいという目的で、
考え出したのが"渋滞予報士"。
「日本でたった一人しか名乗れない」という珍しさから、多くのメディアにも
注目していただき、年末年始やゴールデンウィーク、お盆などには取材が
目白押しでアイドル並みのスケジュール?!
そんな悲鳴も、多くの皆さんに関心をもっていただけたからこそですね。
でもさ、渋滞を予測するって、なんだか難しそうだよね。
だよね。
基本的な予測手法は、「過去3年間の同じ時期の渋滞データの重ね合わせ」なんだよ。
データの重ね合わせ?
例えば今度の年末年始の場合だと、
曜日の並びが同じだった平成21年の渋滞実績のデータと、
直近の交通状況を反映させるため平成26年のデータ、
あと1年分は事故とかが発生していない比較的新しいデータ、
この3年分のデータを重ねてみて、今年渋滞が発生しそうな場所を予想するってイメージかな。
実際に渋滞ってどうなってるのか、渋滞の中ってどんな感じなのか?を確認しようと思い、
実際に渋滞の中を走ってみたところ、その渋滞がたまたまNEXCO東日本になって歴代1位の渋滞。
東北道(下り)の那須高原SA付近から始まった113.2㎞でした。
岩槻を朝の5時くらいに出て、那須に到着したのが昼くらいでした。
渋滞ってどうなったら渋滞っていうんだろ?
おなかが空いたら..(うがうが)←サーパが口を塞いでる
時速40km以下での低速走行あるいは停止発進を繰り返す車列が、1km以上かつ15分以上継続した状態というのが渋滞の定義なんだ。 なぜそんな渋滞が発生するのか? ここからは二代目渋滞予報士に説明してもらうね。