三代目渋滞予報士
渋滞予報士の期間 : H24.8~H26.3
学生時代に交通工学に関する研究に従事
第3回 サーパとドラみち、渋滞の緩和対策を知る
第1回 サーパとドラみち、渋滞予報士と語る
第2回 サーパとドラみち、渋滞の原因を教えてもらう
第4回 サーパとドラみち、年末年始の渋滞予報を訊く
三代目渋滞予報士の石橋です。
待ってました!三代目!!
渋滞の緩和対策の話だよね。そしたら、まずこのポスターを見てくれるかな。
サービスエリアの休憩施設に掲示されているモノなんだけど、
所要時間調査をして、渋滞が起きやすい夕方の時間帯では、関越道よりも東北道の方が早く行けるケースがあることを確認して案内してるんだ。
ふたりだったら、どっちのルートを選びそう?
うーん、迷っちゃうなぁ。
サーパは美味しいものが食べられるSAPAがあればどっちでもいいんじゃない。
。。。(反論できない)
料金自体は東北道ルートの方が少し高くなるんだけど、
東北道を利用して早く目的地に到着することで時間の便益が生まれるってわけだね。
時は金なりだね。
あとは第2回(前回)話題に出たサグ部などに案内標識を設置したり、
ボトルネックになっている箇所に付加車線を設置したり、
渋滞を緩和するための様々な対策に取り組んでいるんだよ。
東京湾アクアライン上り線・海ほたるPAの先、浮島JCT付近に約1kmにわたって進行方向に向かって連続的に点滅する青いLEDライトが設置されています。
ペースメーカーライトと呼ばれるもので、サグの上り坂の速度低下で渋滞が起こるのを防ぐために設けられたものです。
設置にあたっては、ライトの色を青にするか、緑にするか、白にするかなど現地で色を確認しながら進めました。
黄緑が一番明るく見えるのですが、眩し過ぎると走りづらくなるという指摘もあり、
赤・黄色などは警戒色なので使えないため、最終的に青に決まりました。
“アクアラインの海の中”というイメージにもマッチしているように感じています。
ふーん、いろんなことやってるんだね。
お客さまに渋滞緩和に向けて協力していただく部分と、僕たちのハード対策としての渋滞緩和対策の取り組み、この二つが合わさってより良い交通環境を作り上げていくことが重要ってことなんだよね。
それでは最後、四代目渋滞予報士に登場してもらいます。
四代目もいるんだ!
現役の渋滞予報士だから、今年の年末年始の渋滞予測も聞かせえてもらえると思うよ。