岩手県山田町
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県山田町。2012年8月、大相撲の力士会はこの町に土俵を寄贈した。この土俵を練習場所にする二人の少年と、二人を支える相撲の絆の物語――。
最寄りのICから東北自動車道「盛岡南IC」を下車
最寄りのICから東北自動車道「盛岡南IC」を下車
2012年8月12日、大相撲の横綱・白鵬関をはじめとする8人の力士が、岩手県山田町を訪れた。前年の東北巡業の際、東日本大震災による津波で山田町内にあった唯一の土俵が流されてしまったのを知った白鵬関は、再建を約束。この日は、力士会によって町の高台に寄贈された真新しい土俵の落成式典だった。
この式典で、白鵬関は、「この土俵から、自分と対戦する力士が出てきたら成功だと思う」と話したという。そして、当時中学2年生の佐々木拓海くんは、地元の子どもたちを代表して「白鵬関に近づけるよう稽古に励みたい」とお礼の挨拶をした。
白鵬関を目指すという子どもと、いつか土俵で対戦しようと語る横綱。微笑ましいやりとりだが、白鵬関の言葉、もしかすると実現するかもしれない。
未知の細道の旅に出かけよう!
※本プランは当サイトが運営するプランではありません。実際のお出かけの際には各訪問先にお問い合わせの上お出かけください。
川内イオ