未知の細道
未知なる人やスポットを訪ね、見て、聞いて、体感する日本再発見の旅コラム。
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これからの豊かな暮らしとは? MeLikeと一緒に考える旅

これからの豊かな暮らしとは? MeLikeと一緒に考える旅


山梨県勝沼町

ひとり旅もいいけど、誰かについていく旅もいい。“日本を巡りながら、これからの豊かな暮らしを探求する”Webマガジン「MeLike」のバンに乗せてもらって「これからの豊かな暮らし」のヒントを見つける旅に出た。

文= 志賀章人
写真= 志賀章人、編集ひとり(Melike)一部提供
未知の細道 No.60 |10 February 2016
  • 名人
  • 伝説
  • 挑戦者
  • 穴場
山梨県

最寄りのICから中央自動車道「勝沼IC」を下車

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#1MeLikeと一緒に「これからの豊かな暮らし」を考える旅

ひとり旅と、誰かと行く旅、どっちが好き?

僕はといえば、バックパックを背負ってユーラシア大陸を横断したり、バイクにテントを積んで日本を縦断したり、荷物も持たずに手ぶらでインドを巡ったり……。こんな旅、誰かが付き合ってくれるはずもなく、いつも、ひとり旅ばかり。

さみしい、と思う気持ちはあった。ペナン島のビーチで欧米人家族を横目にぼっち飯を食べていたとき、北海道の宗谷岬で何者にも描けない色彩の夕日に出くわしたとき、インドで睡眠薬を飲まされて見知らぬ天井で目覚めたとき。誰かと一緒なら、もっと感動を分かち合えるのに。もっと困難を笑い合えるのに。何よりもっと、自分ひとりでは思いもしない発見と出会えるはずなのに。そのとき、僕は思ったのだ。誰かについていく旅をしてみたいと。

注目の旅人がいる。「MeLike」というWebメディアを立ち上げ、ミニバンに乗って日本中を旅している「編集ひとりさん(以下:ひとりさん)」だ。都会から地方に移り住み、「これからの豊かな暮らし」を実践する人たちを取材してまわること約半年。現在も旅を続けているひとりさんに「僕もMeLikeのバンに乗せてもらえませんか?」とコンタクトをとってみる。すると「全く問題ナッシングです!」とのオープンマインドなお返事をいただけた。

「これからの豊かな暮らし」とは何なのか。僕だけでなく、多くの日本人に迷いが生じているテーマではないだろうか。衣食住が脅かされることもなくなり、不要な物にあふれた現在、時計も車も家も欲しいとは思えない。ローンを返済するために、サラリーマンとして会社に縛りつけられるのなんてまっぴらだ。と、ここまでは賛同する人も多いだろう。しかし、地方に移住して農業をはじめる勇気はない。ここだ、と思うのだ。移住した先の生き方の選択肢を増やすこと。MeLikeはまさにそれを発信しているメディア。ひとりさんについていく旅を通して「これからの豊かな暮らし」のヒントを僕も一緒に学んでみたいと思ったのだ。

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未知の細道 No.60

ライター 志賀章人(しがあきひと)

「え?」が「お!」になるのがコピーです。
コピーライターとして、核を書くことで、あなたの言葉にならない想いを言葉にします。
京都→香川→大阪→横浜で育ち、大学時代にバックパッカーとしてユーラシア大陸を横断。その後、「TRAVERINGプロジェクト」を立ち上げ、「手ぶらでインド」「スゴイ!が日常!小笠原」など旅を通して見つけたモノゴトを発信中。次なる旅は、夫婦で世界一周!シェアハウス暦8年の経験から、子育てをシェアする未来の暮らしも模索中。
伝えたいことを、伝えたいひとに、伝えられるようになる。そのために、仕事のコピーと、私事の旅を、今日も言葉にし続ける。
「新聞広告クリエーティブコンテスト」「宣伝会議賞」「販促会議賞」など受賞・ファイナリスト多数。

未知の細道とは

「未知の細道」は、未知なるスポットを訪ねて、見て、聞いて、体感して毎月定期的に紹介する旅のレポートです。
テーマは「名人」「伝説」「祭り」「挑戦者」「穴場」の5つ。
様々なジャンルの名人に密着したり、土地にまつわる伝説を追ったり、知られざる祭りに参加して、その様子をお伝えします。
気になるレポートがございましたら、皆さまの目で、耳で、肌で感じに出かけてみてください。
きっと、わくわくどきどきな世界への入り口が待っていると思います。