未知の細道
未知なる人やスポットを訪ね、見て、聞いて、体感する日本再発見の旅コラム。
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[ 第50回特別企画 ]まだ見ぬ絶景をドライブ! 未知の絶景 [ 後 編 ]


北海道

絶景の宝庫として知られる北海道。
青い池、ファーム富田、雲海テラス……
景色としては素晴らしいのは行かずもがな。
まだ知られていない絶景はどこにあるのか。
そう、絶景は自分で見つけに行くものだ。
ドライブで「未知の絶景」を探す旅、後編!

文= 志賀章人
写真= 志賀章人
動画撮影= 株式会社ネクスコ東日本イノベーション&
コミュニケーションズ

未知の細道 No.51 |20 September 2015
  • 名人
  • 伝説
  • 挑戦者
  • 穴場
北海道

本州から北海道へ車で行くにはカーフェリーを利用。レンタカーより割安で利用することができる。

商船三井フェリー

#11空から眺める“道”の絶景

未知の絶景。その裏テーマは、ドライブで行ける“道”の絶景。

まず注目したのは、一般道路とは違って高台を走ることも多い高速道路。

「本州に比べてコンクリートの“壁”が少ないので、遮るものが何もない道で大自然を堪能できますよ」関係者の方にお話を聞いてみると、こんな答えが返ってきた。「たとえば、道東道のトマムIC~十勝清水IC。トンネルを抜けた後の下り坂で北海道らしい牧場や畑が広がっていて絶景です。道央道の伊達IC~虻田洞爺湖ICもユニークで、長流川橋(おさるがわばし)という高架橋があるのですが、高速道路としては日本一長い1,770mの橋をドライブできます。夜景なら札樽道の手稲IC~札幌西ICですね。とくに小樽から札幌方面へ向かう時は市内を一望できます」

しかし、高速道路で一時停止するわけにもいかず、それらの絶景は自分の目に収めることしかできなかった。そこで今回は特別に許可を得て、道東道の由仁PAでドローン撮影部隊を結成。空から見る景色から“高速絶景”の一端を想像してほしい。

「パッチーワークのような畑では、トウモロコシ、ジャガイモ、ビート、メロンなど色々な農作物が作られています。道の先に見える丘陵地は日高山脈と夕張山地ですが、夕方になるとそこに落ちる夕日に向かってドライブできます」

話を聞くほど思うのだった。道路を作ることは、その道をこれから先何十年と走る人にとっての絶景を作ることなのかもしれないと。


----高速道路でしか見られない絶景がある。----

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まだ見ぬ絶景をドライブ!
未知の絶景 [ 後 編 ]

ライター 志賀章人(しがあきひと)

「え?」が「お!」になるのがコピーです。
コピーライターとして、核を書くことで、あなたの言葉にならない想いを言葉にします。
京都→香川→大阪→横浜で育ち、大学時代にバックパッカーとしてユーラシア大陸を横断。その後、「TRAVERINGプロジェクト」を立ち上げ、「手ぶらでインド」「スゴイ!が日常!小笠原」など旅を通して見つけたモノゴトを発信中。次なる旅は、夫婦で世界一周!シェアハウス暦8年の経験から、子育てをシェアする未来の暮らしも模索中。
伝えたいことを、伝えたいひとに、伝えられるようになる。そのために、仕事のコピーと、私事の旅を、今日も言葉にし続ける。
「新聞広告クリエーティブコンテスト」「宣伝会議賞」「販促会議賞」など受賞・ファイナリスト多数。

未知の細道とは

「未知の細道」は、未知なるスポットを訪ねて、見て、聞いて、体感して毎月定期的に紹介する旅のレポートです。
テーマは「名人」「伝説」「祭り」「挑戦者」「穴場」の5つ。
様々なジャンルの名人に密着したり、土地にまつわる伝説を追ったり、知られざる祭りに参加して、その様子をお伝えします。
気になるレポートがございましたら、皆さまの目で、耳で、肌で感じに出かけてみてください。
きっと、わくわくどきどきな世界への入り口が待っていると思います。