未知の細道
未知なる人やスポットを訪ね、見て、聞いて、体感する日本再発見の旅コラム。
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日本大学芸術学部卒、ジョージタウン大学にて修士号を取得。
コンサルティング会社やシンクタンクに勤務し、中南米社会の研究にいそしむ。
その合間に南米やアジアの少数民族や辺境の地への旅の記録を、雑誌や機内誌に発表。
2004年からフランス・パリの国際機関に5年半勤務したあと、フリーランスに。
現在は東京を拠点に、おもしろいモノや人を探して旅を続ける。
書籍、コラムやルポを書くかたわら、イベントの企画やアートスペース「山小屋」も運営。
著書に、パリで働く日本人の人生を追ったノンフィクション、『パリでメシを食う。』や、
『パリの国連で夢を食う』、『晴れたら空に骨まいて』がある。
また、『バウルを探して〜地球の片隅に伝わる秘密の歌〜』(幻冬舎)で第33回新田次郎文学賞を受賞。


この度、めでたく開高健ノンフィクション賞を受賞されました、川内有緒さんのドラぷら「未知の細道」の掲載記事をご紹介!
受賞作品が生まれるきっかけとなった記事もご覧いただけます。

No56|福島県いわき市

空から桜が見えますか
〜『いわき回廊美術館』を作った男たち〜

2015.12.10
  • 福島県
  • 挑戦者
  • 川内有緒

福島県いわき市に、とんでもなくでっかい野望を持った男たちがいる。
それは、彼らの言葉を借りれば、桜で「時代の物語」を作ること。舞台となる山の一角に、『いわき回廊美術館』という名の野外施設がある。
そこもまた壮大なる計画の一部らしいのだが……。
ぽかぽかとした秋の午後、美術館を訪ねて立役者となった人々の27年の軌跡、
いや、奇跡の物語を聞いた。


     ドラぷらのコンテンツ「未知の細道」は、旅を愛するライター達がそれぞれ独自の観点から選んだ日本の魅力的なスポットを訪ね、見て、聞いて、体験する旅のレポートです。
     テーマは「名人」「伝説」「祭り」「挑戦者」「穴場」の5つ。
     様々なジャンルの名人に密着したり、土地にまつわる伝説を追ったり、知られざる祭りに参加して、その様子をお伝えします。
    気になるレポートがございましたら、皆さまの目で、耳で、肌で感じに出かけてみてください。
    きっと、わくわくどきどきな世界への入り口が待っていると思います。

    (毎月2回、10日・20日頃更新予定)