耳寄り情報

関越自動車道・越後川口SA・下り

越後川口SA・下り耳寄り情報

2017年10月

エリアコンシェルジェからの耳より情報

2017.10.01

こんにちは!越後川口SAコンシェルジェです(^_^)

10月23日で新潟県中越地震から13年。全村避難から復興を遂げた、絶景ポイントあり、国指定重要無形文化財あり、泳ぐ宝石ありの長岡市山古志地域をご紹介します!

山古志を訪れるなら、まず向かうべきは「やまこし復興交流館 おらたる」へ。

「おらたる」は中越地震での体験、復興に向けた経験を伝え、山古志の魅力を情報発信する拠点施設です。

入ってすぐに"泳ぐ宝石"錦鯉が出迎えてくれます(^^♪

山古志を含む 旧二十村郷が錦鯉発祥の地です。

ちなみに越後川口SAにも錦鯉が泳いでますよ!

2階展示スペース。

時系列に沿って、地震発生から全村避難、仮設住宅での生活、復興へと展開しています。

山古志地域の地形模型を使った地形模型シアターでは、プロジェクトマッピングで地震の状況を説明してくれます。

1階では山古志ならではのお土産も買えます(^_^)

地域復興支援員、山古志住民ガイドの方々。

明るく楽しい皆さんから元気を分けていただきました!

山古志の案内所でもあるので、山古志を散策する前にぜひ立ち寄ってみてください。

「おらたる」を出発し、「油夫(ゆぶ)アルパカ牧場」へ。

中越地震からの復興を願ってアメリカ コロラド州から寄贈された3頭のアルパカが、今では二つの集落に約30頭となりました。

山古志地域の人気者たちです!かわいい♪

次にやってきたのは「山古志闘牛場」

あいにくこの日は闘牛開催日ではなかったため、会場だけ見学。

国指定重要無形文化財の"牛の角突き"は1tを超える牛のぶつかり合い。

勝敗をつけない という、越後独特のルールがあります。

地震の際には生き残った闘牛の全てをヘリコプターによる空輸救出し、復興の足掛かりとして翌年から仮設の闘牛場で牛の角突きを再開しました。

今年は残すところ 10月8日(日)、22日(日)、11月3日(祝)に開催。

10時開場、13時開始(雨天決行)

料金:2000円(高校生以上)

迫力ある勇壮な戦いをご覧になってみてはいかがでしょうか。

()(ごも)メモリアルパーク」

地震による河川閉塞でできた震災ダムによって集落が水没しました。

水没家屋が現在も保存されています。

1階が埋まっているようにみえますが、実は3階建て住宅なのです。

「中山隧道」

日本一長い手掘りトンネル(877m)として知られ、土木遺産に認定されています。

現在は使用されていませんが、軽自動車でもミラーをたたまないと走行できず、クラクションを鳴らし向こう側に知らせてから進入するという暗黙のルールがあったそうです。

老朽化で内壁が崩れる恐れがあるので、安全対策をしている部分のみ通ることができます。

最後に訪れたのは「にこにこひろば」前の景色。

「にこにこひろば」は軽食やコーヒーのテイクアウトができる、お土産屋を兼ねたお店です。

営業日:毎週土日 11時~14時

ブランコに揺られながら、棚田・棚池・遠くの山並みを望めます。

まさに日本の原風景!です。

山古志の人々、風景、温かさを感じる山古志ぶらり旅はいかがでしょう(*^_^*)

小千谷ICから「おらたる」まで約20分。

山古志へのルートなどご案内いたします。

インフォメーションまでお気軽にお声かけください。