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2018年02月

コンシェルジェからの耳より情報

2018.02.06

こんにちは! 酒々井インフォメーションエリアコンシェルジェです。

  

 早速ですが、皆さんは「チバニアン」をご存じですか?

 「チバニアン」とは、ラテン語で「千葉時代」を意味します。

 11月、地球史の一つの時代(77万~12万6千年前)を「チバニアン」と名付けるための申請が、

 一次審査を通過したとのニュースがとどきました!

 その時代の特徴が最もよく表れた地層が、千葉県市原市に存在していたからです。

  

 さて、「チバニアン」と呼ばれるかもしれない時代では、地球に何が起こっていたのでしょうか?

 地球には地磁気が存在していますが、これは約100万年ごとに逆転を繰り返しているそうです。

 これだけでも驚きの事実ですよね!

 そして、その最後の逆転が起こっていたのが、「チバニアン」にあたる時期です。

 77万~12万6千年前の間に、地球の地磁気が逆転状態から今の形まで、何万年もかけて移り変わり、

 その磁気を帯びた鉱物が、地層となりました。

  

 千葉県市原市の地層は、その地磁気の変化を観察できる世界で二か所しかない地層です。

 他に命名された時代として有名なものは「ジュラ紀」「白亜紀」「先カンブリア時代」などがあります。

 ここに「チバニアン」が名を連ねるかもしれないということです!

 「チバニアン」が教科書に載るかもしれないと思うと、わくわくしますね!

  

  

 さて、そんな「チバニアン」となるかもしれない地層に行ってみたくはありませんか?

 近隣の町会施設「田淵会館」の住所はこちらです。

  

  ○田淵会館   千葉県市原市田淵1165

  ......最寄りIC 圏央道「市原鶴舞IC」から約10.6km

  

  

  ○地層を訪れる際の注意事項

  

  ※長靴や靴底がしっかりした靴をご用意ください。養老川沿いを歩きます

  ※養老川増水時は大変危険です。安全管理はご自身の責任で行ってください

  ※周辺地や崖は民有地です。地元の方々の協力のもと見学が可能となっています

  ※地層は貴重な資料のため、削ったり持ち帰ったりしないでください

  ※「田淵会館」駐車場は数台駐車可。ご利用時は町会活動を優先ください

  ※「田淵会館」以降の道は私道のため、車での通行はご遠慮ください

  

  

 磁場逆転の証拠が残る地層...地球のロマンと不思議を感じるスポットですね!

  

 酒々井インフォメーションでは近隣の観光情報もご案内いたします!

 ぜひ一度お立ち寄りください!