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前沢SA・下り耳寄り情報
2021年06月
先生と生徒の見た滝
2021.06.24
こんにちは(^▽^)/ 前沢インフォメーションです♪
岩手生まれの童話作家 "宮沢賢治" 。
童話作品には岩手の自然が舞台の話が多くあります。
今回は農学校の先生目線で描かれた作品 台川 の
作中に出てくる滝 "釜淵の滝" をご紹介します♪
「釜淵の滝」
国指定名勝地「イーハトーブ風景地」の一つで、
花巻温泉を流れる台川沿いにある滝です。
散策コースを渓流沿いに歩き、「滝見橋」が見えたら
すぐそこです!
高さ8.5m、幅30mの大きな岩の上を
清流が幾筋にも別れ、滝壺に落ちていくさまは雄大かつ爽快です!
釜淵の滝周辺の森林は1周20分ほどの遊歩道になっており、
木漏れ日のなかを歩ける手ごろな散策コースです。
"宮沢賢治先生"の授業を想像しながら散策してみてはいかがでしょうか?♪
★前沢インフォメーションでは、経路を御案内いたします。
お気軽にお立ち寄りください(^▽^)/
岩手と言えば「チャグチャグ馬コ」??
2021.06.07
こんにちは♪前沢インフォメーションです(^^♪
6月の岩手のイベントと言えば『チャグチャグ馬コ』
ではないでしょうか?
例年ですと、小さいお子様が馬に乗り、
市内を練り歩く光景はかわいらしく、
馬が歩くたびに鈴の音とひづめの音が
鳴り響くところが見所です。
しかしながら、今年も新型コロナウイルスによる
感染拡大により残念ながらパレードが中止になって
しまいました。
今回はチャグチャグ馬コの歴史についてご紹介いたします。
「チャグチャグ馬コ(ちゃぐちゃぐうまっこ)」は
毎年6月の第2土曜日に行われるお祭りで、100頭ほどの馬が、
岩手県滝沢市の蒼前神社から盛岡市の八幡宮まで約14キロの道のりを
4時間以上もかけて行進する際、馬に付けられたたくさんの鈴が、
歩くたびにチャグチャグと鳴ることがその名の由来といわれています。
古くから馬産地として知られた岩手では、馬を人と同じように愛し、
大切にする文化がありました。
この地域ではかつて端午の節句の時期に、農耕に疲れた愛馬を癒やし、
無病息災を祈って馬の神をまつる滝沢村の蒼前神社にお参りする風習がありました。
その蒼前詣での際に、参勤交代で幕府への献上品を運ぶ馬を綺麗に着飾った
「小荷駄装束」と呼ばれる衣装を馬コに着せたため、この装束につけられた鈴の音が
「チャガチャガ」と鳴り響いたのです。
やがてこの行事が蒼前参りの帰りに盛岡の八幡宮まで詣でるようになり、
馬コたちの大行進がはじまったのです。
そのため現在でもこのチャグチャグ馬コのスタートは滝沢の鬼越蒼前神社、
ゴールは盛岡の八幡宮と決まっています。
「チャグチャグ馬コ」は、馬を人と同じように愛し、
大切にする岩手ならではの心温まる伝統行事です。
その様子を実際に見れば、誰もがきっと笑顔になって、
この「チャグチャグ馬コ」をいつまでも残してほしいと思うに違いありません。
農家の高齢化や農業用具の発達により、チャグチャグ馬コの参加頭数も
徐々に減少していると言われています。
この日本の古き良き伝統行事を来年こそは見てみたいものですね♪
前沢インフォメーションでは観光地への経路などのご案内を致します。
お気軽にお立ち寄りください(^_-)-☆