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前沢SA・上り耳寄り情報
2021年09月
店舗改修工事のお知らせ
2021.09.28
こんにちは(^o^)/ 前沢インフォメーションです。
稲刈りがあちらこちらで行われ、秋の深まりを感じる今日この頃です。
さて、今回は店舗改修工事のお知らせをいたします。
来月10月1日から前沢SAの南に位置する金成PA(上下線)と、
北に位置する北上金ヶ崎PA(上下線)が店舗改修工事の為、営業休止となります。
工事期間は・・・金成PA(上下線):10月1日~令和4年3月末
北上金ヶ崎PA(上下線):10月1日~令和3年12月末・・・です。
工事期間中は、自動販売機のみの営業となりますので、お食事やお買い物は
近隣のSA・PAをご利用ください。
前沢SAのフードコートと売店は24時間営業です。ぜひ、お立ち寄りください(*^-^*)
なお、新型コロナウィルス感染症の感染拡大の状況によっては、SA・PAの営業内容や
営業時間等が変更となる場合もあります。詳細はドラぷらにてご確認ください。
日が落ちるのも早くなってきました。
早めのライト点灯で、安全運転でお出かけください(^_-)-☆
奥州市が誇る偉人達
2021.09.04
こんにちは(^^)
前沢インフォメーションです。
少しずつ、秋の足音が聞こえるようになってきました。
岩手県奥州市水沢は、武家屋敷が残る城下町です。
「後藤新平」(ごとうしんぺい)や、齋藤實(さいとうまこと)など
多くの偉人が輩出された街としても知られています。
今回は、高野長英(たかのちょうえい)と、後藤寿庵(ごとうじゅあん)を
ご紹介いたします。
☆高野長英
少年時代より、医者の祖父や養父から学問の手ほどきを受けて
江戸から長崎へと渡って学び、蘭学者・医者として活躍しました。
幕府を批判したとして投獄され、牢屋の火事で脱獄後も、
幕府の目を逃れながら日本各地を転々としました。
薬品で顔を焼き、人相を変えてまでも医療を続けました。
最後は捕らえられ、自ら命を絶ちました。
47年間という短い人生は、鎖国という時代に翻弄され
波乱に満ちていましたが、学問に対する探究心と
どんな困難にも負けない強い意志を貫いた生涯でした。
★後藤寿庵
生年月日や出身地、本名、亡くなった年など詳細不明で
数多くの「謎」に包まれています。
分かっている事は武士であり、キリシタンだったことです。
実在人物だったことには間違いありません。
広大な原野だった、現在の岩手県奥州市水沢の地に水を引き
荒れた土地を人々と共に耕し、領民の生活の礎を築いた人物として
その功績は、今も形として残っています。
岩手県南部には、北上川へと流れる胆沢川が東西に流れ、
その流域に広がる「胆沢扇状地」は、日本最大級の扇状地でもあります。
農業用水が不足して作物はたびたび枯れ、その度に農民達は
貧困にあえいでいました。
赴任した寿庵は、この地を「神の福音をもたらす地」として
「福原(ふくわら)」と名付け、農民達を救済するために
尽力しました。
川から水を引くための検地を、寿庵自ら実測しました。
胆沢川からの引水が可能だと判断し、農民達と力を合わせて
工事に着手しました。
この用水により、水不足が解消されるだけでなく、広大な荒れ地に
灌水でき、より多くの地を耕すことができるとあって
この用水は地域の人々の希望でもありました。
400年以上経った現在でも、この堰は「寿庵堰」と呼ばれ
水沢の地に胆沢川の水を運んでいます。