花笠を勢いよく廻すダイナミックな踊り
花笠踊り
山形

威勢のいい掛け声と花笠太鼓の勇壮な音色が魅力の、山形を代表する郷土芸能。土木作業のときに歌われた土突き歌が起源とされています。

真似して踊ってみよう

歌って踊る、愉快なお仕事現場
花笠踊り 誕生秘話

花笠踊り 誕生秘話

大正8年、農業用貯水池の工事のため、近隣の村々から若者たちが集まりました。
若者たちは日よけ・雨よけになるスゲ笠を持参し、手作業で土を運び、地面を固めました。
作業は単調なものでしたが、しだいに作業の調子に合わせて、歌を歌ってリズムをとりはじめる若者たち・・・
いつしかその歌に合わせて、スゲ笠をまわしながら即興でダンスを踊るようになり、今の花笠踊りになったといわれています。

衣装や持ち物を観察してみよう

花笠
踊りの主役!紅花をあしらった赤い飾りをスゲ笠に付けます。
かぶり手ぬぐい
カラフルな手ぬぐいを頭に巻きます。
浴衣
グループごとに統一された個性あふれる浴衣。

本場の郷土芸能を観に行こう!