高速道路を走行するときには
冬道ドライブ ~本格的な冬が始まります~
(1)冬用タイヤへの交換やタイヤチェーンの準備などの冬装備はお早めに!
天候や路面状況に応じて交通管理者の指示により、冬用タイヤ装着車両でもタイヤチェーン の装着が必要となる場合があります(全車両チェーン装着規制)。
冬の気象は場所によって大きく変わりますので、『出発地が晴れていても目的地やその途中で雪が降っている』、『高速道路下車後、山に向かう一般道で雪が降っている』など、短時間で気象が急変することは珍しくありません。そのため、常に最新の交通情報(交通規制情報)と気象情報を入手するよう心がけて下さい。★初冬期の雪道では、冬用タイヤの装着率が低く、積雪路面でのスリップ事故などが多く 発生する傾向にあります。
早めの冬装備で安全運転をお願いします。
(2)時間にゆとりのあるドライブ計画を!
降雪状況によっては、速度規制や通行止が実施されることもあります。
(3)ゆとり運転は周囲の模範です!
⇒滑りやすい雪道ではスリップ事故に繋がる恐れがありますので禁物です。
◆車間距離を十分にとって、スピードは控えめに。⇒雪道では制動距離が長くなり、乾燥・湿潤路面よりも止まりにくいため、前車との車間距離を十分にとり、スピードは控えめにしておくことが大切です。
◆早めの休憩をとりましょう。
⇒雪道での運転は、晴天や雨天時以上に疲れが溜まりやすくなるため、リフレッシュするためにも、こまめな休憩が必要です。
例:大雪や吹雪といった悪天候時は、特に目に疲れが溜まりやすくなります。
また、休憩時には交通情報の入手やクルマのメンテナンス(タイヤハウスの雪落としなど)を行いましょう。
(4)早めの燃料の補給を!
交通規制や事故で渋滞・ストップしても、暖房のためエンジンを切ることは出来ず、予想以上に燃料を消費する可能性があります。
(5)キャリアがゆるまないように!
スキー、スノーボードのキャリアはしっかりと取付けて下さい。また、スキー板の取付は、テールを必ず前方に。最近、スキーやスノーボードの落下が非常に多くなっています。途中のエリアで、ゆるみがないかチェックしましょう。
(6)車の屋根やタイヤハウス(車体とタイヤの間)の雪落しはこまめに実施を!
- 屋根に雪が積もったまま走行した場合には、雪が塊となって落下する場合もあり、後続車両には大変危険です。
- タイヤハウスに溜まった雪は氷の塊になることがありハンドル操作を妨げ、事故の原因にもなりかねません。